教育パスウェイズ奨学金第1期生がICUに入学

4月1日、JICUFとICUが共同で運営する教育パスウェイズ奨学金の初めての受賞者である2名の学生がICUに入学しました。教育パスウェイズ奨学金は、祖国における紛争を逃れた学生を支援する全額奨学金で、シリア人学生イニシアチブ、日本・ウクライナ大学パスウェイズから得た教訓を取り入れて設立され、複数の国籍の学生を対象としています。今後も毎年2名の学生に授賞されます。
ウクライナ出身のマルハリータさんと、シリア出身のラーマさんが、メッセージを寄せてくれました。
マルハリータさん
ICUの一員になれることをとても楽しみにしていて、充実した学生生活を送りたいと思っています。将来、国際問題の解決に貢献できるように、国際関係の勉強に力を入れたいです。ICUが育んできた多様なコミュニティの皆さんと出会うのが待ち遠しいです。ここで同じ志を持つ仲間と出会い、一緒に世界をより良い場所にしていくことが私の夢です。
ラーマさん
ICUに入学する前から、周りの人は私を「ICU生」と呼び、私もそれを信じて頑張ってきました。夢が叶った今、入学は始まりに過ぎないことを実感しています。このようなチャンスを与えていただくにふさわしい学生であることを証明するだけでなく、自分を信じてくれた人たちのためにも、一瞬一瞬を大切に過ごさねばという責任感を感じています。
入学式の後おこなったマルハリータさんとラーマさんの短いインタビューをこちらでご覧いただけます。
ICUでの日々が、たくさんの新しい出会いと喜びに満ちたものでありますように!