2021年春のJICUF理事会における人事異動のお知らせ
3月末に、フィリス・ラーソンJICUF理事長と金田充弘理事が退任しました。二名の長年にわたるJICUFへの貢献に感謝します。
4月初めに、デービッド・ジェーンズが理事長に、ギャビン・ホワイロウが理事に就任しました。
沖縄科学技術大学院大学(OIST)の開発担当シニアアドバイザーであるデービッド・ジェーンズは、2004年以来、数期に渡ってJICUFの理事を務めてきました。
前職は、米日財団の助成金ディレクター兼理事長補佐で、数百万ドルに及ぶ助成金事業を指揮し、財団を代表して日米両国の助成金申請者に対応しました。
デービッド・ジェーンズ理事長からのメッセージ:
「新理事長としてJICUFに貢献できることを光栄に思います。長年に渡ってJICUFと関わってきた中で、素晴らしい友情に恵まれ、JICUFの使命に触発されてきました。また、日本を代表する大学の一つであり、和解と相互理解、社会奉仕を促進するICUを支援し、協働できることを誇りに思います。理事長として、他の理事や職員と協力して、JICUFの新たな使命・ビジョンに息を吹き込み、JICUFをさらに発展させることを目指します。」
ギャビン・ホワイトロウは、現在ハーバード大学エドウィンO.ライシャワー日本研究所のエグゼクティブ・ディレクターを務めています。2008年から2016年の8年間はICUで過ごし、上級准教授として社会学を教える他、日本研究プログラムのディレクターも務めました。研究分野は、現代日本におけるグローバリゼーション、通商、労働、食べ物、消費者文化などです。
ギャビン・ホワイトロウ理事からのメッセージ:
「8年間ICUの教員として学部生・大学院生の両方を教える栄誉を得て、キャンパス・コミュニティの一員であったことに喜びを感じます。今後はJICUF理事として、ICUの教育的使命を支えることにより、ICUと関わり続けられることを楽しみにしています。ICUの学生、教員、卒業生の好奇心、功績、積極性には、いつも感心させられます。理事会では、ICUと共に世界に貢献するグローバル市民を育成する手助けができればと思います。」