JICUF助成金受賞者スポットライト:学生団体Entrepによる起業イベント開催
2月7日(金曜日)、ICUアラムナイハウスで「The Mind of a Successful Entrepreneur」と題したイベントが開催されました。このイベントを企画したのはEntrepという新しい学生グループで、JICUFの学生アクティビティ資金を受賞して行われました。Entrepは教養学部1年の小楠泰雅(おぐす・たいが)さんが設立し、「起業を通じて社会的変化を促す」ことを使命とする団体です。小楠さんは2019年秋にJICUFより496,300円を受賞しました。
イベントは、韓国・ソウルに拠点を置くベンチャーキャピタリストのジェフリー・リム氏による基調講演で開幕しました。リム氏は、成功しているスタートアップ起業家に共通する特性を紹介しました。アイスブレーカー(参加者が打ち解けるために行うアクティビティ)を挟んで、パネルディスカッションが行われました。パネルにはリム氏の他、複数のスタートアップでの経験を持つデビー・ウィッセル氏とアレン・キムICU准教授が参加しました。話題は、学生や他に仕事をもつ人が小規模で起業することや、起業家精神が日常生活において重要である理由、そして自分が起業家に向いているかどうかを見分ける方法など、多岐に渡りました。パネル・ディスカッションの後にはEntrepのメンバーがファシリテーターを務め、ワークショップが開催されました。
3時間のイベントには25名ほどの学生が参加しました。イベントの目的は、参加者に起業家としての潜在力を見出してもらうことでした。