助成金

助成プロジェクトのガイドライン

• プロジェクトの開始日及び終了日

  申請者は、プロジェクトの開始日及び終了日を指定する必要があります。プロジェクト開始日については、上記申請スケジュールを参照してください。プロジェクト終了日は、プロジェクト開始日から一年以内でなければなりません。なお、上記申請スケジュールの「プロジェクト開始日」以前に開始したプロジェクトにつき、助成金を支給することはできませんのでご注意ください。

• 報告義務

  助成金受賞者は、プロジェクト終了日から60日以内にJICUFに報告書を提出する必要があります。報告書のテンプレートは、プロジェクトの実施に関する説明と会計報告で構成されています。報告書に関する情報は、受賞関連書類に含まれています。

• 助成金の追加申請と複数の助成金

  助成金受賞者がプロジェクトの延長を希望する場合、追加の助成金を申請することができます。追加の助成金を申請する際は、プロジェクト報告書と延長フォームを提出する必要があります。追加助成金は最大2回まで申請可能です。追加助成金の申請は、通常の助成金と同じスケジュールで審査されます。

  また、過去にJICUFの助成金を受賞した方が、新たなプロジェクトにつき助成金を申請する場合は、その前に最初のプロジェクトに関する報告書を提出する必要があります。同時に2件の助成金を受賞することはできません。

• 助成金額

  申請可能な助成金額の下限は5万円、上限は150万円です。

• 経費に関するガイドライン

  助成金は以下の費用に当てることはできません。

  • コンピューターなどの電子機器の購入（レンタル費用は対象となります）
  • ファーストクラス、ビジネスクラスの交通費
  • 個人の飲食費（レセプションの食費は対象となります）
  • コンテストなどの賞金
  • 既存プログラムへの参加費用
  • 会議参加費用
  • 人件費
  • プロジェクトと関係のない費用

  なお、上記以外の費用であっても、財団が不適切と判断した費用について助成金の適用をお断りする場合があります。

  営利行為を含むプロジェクトも支援対象となりますが、プロジェクトから得た利益は、JICUFの使命や重点分野に合致する方法で使用することが求められます。

  学外の参加者・協力者
  プロジェクトのために、各種専門家、研究者などの個人またはグループを招聘する場合、被招聘者につき以下の経費を提供することが可能です。

  • ダイアログハウスでの宿泊費（2週間以内）
  • 海外在住者の場合は、日本往復エコノミークラス航空券及び成田/羽田空港・ICU間の往復交通費。国内在住者の場合は、居住地・ICU間の交通費。
  • 日当5,000円（食費、交通費などに適用）
  • 謝礼金30,000円（ICUで講演、ワークショップなど一定のイベント終了時、1回のみ）

  なお、海外在住の被招聘者については、日本滞在期間の少なくとも3分2をICUでの活動に当てることが求められます。（例えば、被招聘者が6日間日本に滞在する場合は、4日間をICUでの活動に費やすことが求められます。）上記以外の経費の支払いについては個別に判断します。

  調査・インタビュー参加者への謝礼（博士後期課程の学生のみ）
  博士後期課程の学生が研究の一環として調査やインタビューを実施する場合、回答者への謝礼として最大10万円まで申請することが可能です。申請する学生は、ICUの研究倫理委員会が承認した研究倫理審査申請書と、(a) 回答者への謝礼の対象（例：「アンケートに回答した人」）、 (b) 謝礼の金額と形態（例：2,500円分のAmazonギフトカード、現金1,000円等）、(c) 謝礼の受け渡し方法（例：「謝礼を希望する回答者はアンケートの最後にメールアドレスをご記入ください。アンケートの提出後、このメールアドレス宛に2,500円のAmazonギフトカードを送信します。」）を明記した計画書を提出する必要があります。
  

  基本的に、謝礼金額は1時間1,000円を基準に設定してください。異なる基準の適用を希望する学生は、その理由を説明してください。ただし、いかなる場合も回答者に支払う謝礼金の上限は一人当たり5,000円とします。JICUFは学生の謝礼金計画に変更を求める権限を有します。教養学部及び博士前期課程の学生は、調査・インタビュー参加者への謝礼金を申請することができません。

• 税金

  助成金受賞者は、助成金が課税対象となるかどうかを確認し、必要に応じて税金を支払う責任を負います。JICUFは税金に関するご相談には応じかねますのでご了承ください。具体的な規定については、地元の税務署にお問い合わせください。