JICUF奨学生、ルミター・ロセレ・マリアさんインタビュー
ルミター・ロセレ・マリアさんはICUで4年間を過ごす学部本科生で、今年度のJICUFの奨学金受賞者の一人です。ルミターさんのインタビューをお楽しみください。
JICUF:自己紹介をお願いします。
RRM:ルミター・ロセレ・マリアといいます。インドネシアから来ました。2015年9月にICUに入学し、現在2年生です。心理学を専攻、ビジネスかメディア・コミュニケーション・文化(MCC)を副専攻したいと考えています。
JICUF:ICUに留学しようと思われたのは何故ですか?
RRM: ICUは学費と教育の質のバランスが取れた大学だと思います。他の先進国の同レベルの大学と同じ教育を、手の届く範囲の学費で提供していると思います。さらに、ICUでは学業、仕事、遊びのバランスが取れ、学びながらクラブ活動に参加したり、パートタイムの仕事に就くことができます。キャンパスの内外で興味のあることに取り組む余裕があるのです。
JICUF:ICUでの生活はいかがですか? どんなところが気に入っていますか?
RRM:とても気に入っています!ICUで一番好きなことの一つは、キャンパスのレイアウトです。緑が多く、座って勉強できる場所も豊富です。図書館やカフェテリアだけでなく、友達と一緒に学べる場所があるのです。ICUのキャンパスには、ストレスが溜まった時でもリラックスできるような爽やかな雰囲気があります。
JICUF:困難なことはありましたか?
RRM:困難のない場所などないと思います。ICUで一番苦労しているのは、日本人学生と交流することです。9月入学の帰国生を除き、日本人学生の会話や活動に参加するのは難しいと感じます。言葉や文化の壁というよりも、一緒に「遊ぶ」機会がないからだと思います。私はキャンパス外に住んでいるのですが、寮に住んでいない限り、日本人学生と知り合うことは難しいと思います。今学期はより多くの専門科目の授業を日本語で取っているので、新しい4月生の友人ができると良いなと思っています!
JICUF:今学期はどんな授業を受けていますか?クラブやサークルには参加していますか?
RRM:今学期はビジネスの基礎科目を二つと、MCCの基礎科目を二つ取っている他、日本語で心理学とフットサル(体育)の授業を取っています。最初の年は、クラブ活動にどっぷりはまりました。「スムーズ・ステッパーズ」というダンスサークルに入り、練習や公演に参加しました。2年目の今年はアルバイトが忙しくなったので、ダンスはやめてICUの水泳部に入ることにしました。本格的な競技に参加するためではなく、自分自身の楽しみのために、マイペースで練習しています。
JICUF:ICUで達成したいことは?また、卒業後のご予定は?
RRM: ICUを卒業するまでに、学業だけでなく、実践面でも、興味のある分野に触れたいと思います。日本語能力も全面的に伸ばしたいと思います。卒業後日本で働く上で、とても重要なことです。
卒業後は、数年間日本で働きたいと思っています。企業に勤めるか、2020年の東京オリンピックに関わる仕事をし、他の国に移動する前に日本語を使って日本で勤務経験を積みたいと思っています。
JICUF:ルミターさん、ありがとうございました。目標の達成を応援しています!