ICUアドミッションズ・センターとJICUFがワシントンDCでジャパンボウルに参加
過去数年間、JICUFは全米各地で日本語を学習中の高校生が日本語能力や日本の知識を競うコンテスト、ジャパンボウルを後援してきました。ワシントン日米協会が1992年に設立したこの大会は毎年開催され、30校以上の高校が参加します。2日間に渡り、日本語を学習した年数によって3つのレベルに分けられた学生チームが競い合います。最高レベルの優勝チームには、日本旅行がプレゼントされます。
今年は4月6日・7日に開催され、JICUFからプログラム・マネージャーのフェルナンド・ロハスとコミュニケーションズ・ディレクターの高田亜樹が出席した他、初めてICUのアドミッションズ・センターから森島泰則同センター長及び池ノ内健司氏(教養学部長特別補佐)が参加されました。
大会参加者の登録時間中、森島教授と池ノ内氏が最新のICUのパンフレットを配布され、高校生や日本語の先生方にICUについてお話しされました。また、森島教授は日本の大学への進学に関心を持つ高校生を対象に、ICUについてプレゼンテーションを行われました。
6日夜には、教育に携わるワシントンDC及び近郊在住のICUの卒業生との会合を持ち、米国からICUへの留学生を増やす方法について意見交換を行いました。
また、ジャパンボウルの前日には、森島教授、池ノ内氏とロハスはワシントンの公立高校生のための日本語クラス、Japanese Plusを訪問しました。ワシントンの公立高校には日本語の授業がなく、日本語を学ぶ意欲のある高校生はこの放課後プログラムで日本語ばかりでなく、日本の文化や日本に関連のある職業について学んでいます。
今回のワシントンDC出張では、日本に関心を持つ数多くの高校生や先生方と出会い、ICUの卒業生から留学生を増やす方法についてアイディアをいただき、また同じように留学生の増加を目指す日本の他大学との交流を果たすことができました。お時間をとってくださった卒業生の皆様に心よりお礼申し上げます。