JICUFが2022年インパクト・レポートを公開
JICUFは、2022年のインパクト・レポートを公開しました。このレポートは、昨年JICUFが支援・協働した個人や組織に焦点を当てて、1年間の活動を紹介するものです。
JICUFは、2022年のインパクト・レポートを公開しました。このレポートは、昨年JICUFが支援・協働した個人や組織に焦点を当てて、1年間の活動を紹介するものです。
秋学期にはJICUFの助成金審査委員会が22の申請書を審査し、そのうち15のプロジェクトを採用しました。内訳は、教員9、学生6で、授賞総額は1,034万1,123円でした。受賞者の皆様、おめでとうございます!
ICU宗教音楽センター長の佐藤望教授(音楽学)は、ICUにプロの音楽家を招き、バッハの最後の傑作の一つである 「ミサ曲ロ短調」をICUの学生と共に演奏するために、JICUFから110万円の助成を受けました。12月10日に行われるクリスマス演奏会に向けて、ICU生たちは数ヶ月間、プロと練習を積んできました。佐藤先生と、このプロジェクトに参加する数名の学生に、コンサートへの思いや準備の様子について伺いました。
2020年12月、ICU生の河崎眞理子さんが他2名の学生と共にJICUFのStudy Abroad奨学金を受賞しました。河崎さんはこの夏、カリフォルニア大学デービス校への留学を無事終えました。河崎さんは心理学専攻、ジェンダー・セクシュアリティ研究副専攻の4年生です。JICUFスタッフが、留学経験について詳しく伺いました。
9月9日(金)、JICUFとジャパン・ソサエティは、日本の高等教育機関によるウクライナの学生への支援に関するパネル・ディスカッションとレセプションをニューヨークのジャパン・ソサエティで開催しました。ジャパン・ソサイエティのジョシュア・ウォーカー理事長がモデレーターを務め、岩切正一郎ICU学長、Presidents’ Alliance on Higher Education and Immigration (高等教育と移民に関する大学学長連盟)プログラム・マネジャーのローラ・ワグナー氏、そしてポール・ヘイスティングスJICUF代表がパネリストとして登壇しました。
5月、JICUFとパスウェイズ・ジャパンが共同で運営する「日本・ウクライナ大学パスウェイズ」を通して5名のウクライナ人学生がICUに到着しました。その後多くの大学が参加し、プログラムは大きく発展しました。
3月14日に、ICUグローバルユースエッセイコンテストの受賞者を招きオンライン授賞式が開催されました。
今年のJICUF卒論発表会は、2月25日(金)に開催されます。ICUの4年生がオンラインでそれぞれの卒業研究を発表するこのイベントは、一般公開されます。発表会を運営するチーフ・アンバサダーのレシュアン・チャンさん(教養学部4年)をインタビューしました。
JICUFはこの秋、助成金プログラムを再開し、11のプロジェクト(教員3、学生4、卒業生4)を採用しました。受賞者とプログラムのリストをご覧ください。
折居徳正(おりい のりまさ)さんは、1987年にICU高校、1991年にICUを卒業しました。折居さんは、JICUFのシリア人学生のための奨学金プログラム、シリア人学生イニシアチブの運営において、重要な役割を果たしています。2017年当時、難民支援協会のプログラム・マネジャーであった折居さんは、同イニシアチブの設立を助け、以来トルコに住むシリア人学生への広報、出願者の審査、奨学生の日本への入国を支援し、来日後もサポートを提供しています。現在、パスウェイズ・ジャパンの代表理事を務める折居さんに、ICUでの思い出と、これまでのキャリアについて伺いました。