JICUFエグゼクティブ・ディレクターと理事会会長がICUを訪問
10月下旬、JICUFエグゼクティブ・ディレクターのポール・ヘイスティングスと理事会会長のサム・シェパードがICUを訪問しました。日比谷潤子学長及びマーク・ウィリアムズ国際学術交流副学長と長時間にわたって話し合った他、行政職員、教員、そしてJICUFの奨学金を受賞した学生の皆さんと面会しました。ポールとサムからのレポートです。
10月下旬、JICUFエグゼクティブ・ディレクターのポール・ヘイスティングスと理事会会長のサム・シェパードがICUを訪問しました。日比谷潤子学長及びマーク・ウィリアムズ国際学術交流副学長と長時間にわたって話し合った他、行政職員、教員、そしてJICUFの奨学金を受賞した学生の皆さんと面会しました。ポールとサムからのレポートです。
ICU大学院生のシルビア・ルズ・ゴンサレス・マルケスさんは「人間の安全保障:迫害を受けるメキシコのキリスト教系先住民族」という研究プロジェクトにつき、JICUFより学生トラベル資金を受賞しました。メキシコ出身の彼女は、現在平和・紛争解決学を学ぶ修士課程の学生ですが、今年8月、修士論文のフィールドワークを行うため、チアパス州及びメキシコシティを訪れました。修士課程修了後は、ICUの博士課程に進学する予定です。調査旅行についてゴンサレスさんをインタビューしました。
ICU高校は、毎年数名の生徒を米国ハワイ州ホノルルのプナホウ高校で開催されるStudent Global Leadership Institute (SGLI)に派遣しています。JICUFは2011年よりその費用の一部を提供しています。今年は3名のICU高校生が参加しました。
9月23日(土)、ICUの平和研究所と日本弁護士連合会が「国際法における『戦争難民』そして市民社会の役割」と題した国際シンポジウムを東ケ崎潔記念ダイアログハウスにて共催しました。ユーゴ・ストーリー英国上級審判所裁判官、マールティンシュ・ミッツ欧州人権裁判所裁判官、難民支援教会(JAR)代表理事の石川えり氏など、難民問題の専門家が招聘され、活発な議論が行われました。
先月、マーク・ウィリアムズ博士がICUの国際学術交流副学長に就任されました。ニューヨークで開催されたJICUF理事会に出席された折に、ウィリアムズ博士をインタビューしました。
9月20日(水)、ロータリー平和センターが東ケ崎潔記念ダイアログハウスの国際会議室でRethinking Peace Studiesセミナーを開催しました。同セミナーは、ICUのジョージオ・シャーニー教授とジェレマイア・オルバーグ教授が企画し、ニューカッスル大学のハルトムート・ベーア教授がゲストスピーカーとして招聘されました。
7月17日から21日にかけて、松田浩道助教(法学メジャー)率いるICUの学部生チームが、ネルソン・マンデラ人権法模擬裁判大会に出場するためジュネーブを訪れました。各地域で予選を勝ち抜いたチームだけが参加できる同大会で、ICUはアジア太平洋地域を代表する13の大学チームの1つとして弁論をおこないました。
JICUFは9月1日に米国人学生イニシアチブと新Study Abroad奨学金の募集を開始します。これらの奨学金は、シリア人学生イニシアチブ、交換留学生イニシアチブと合わせてJICUFグローバル・スカラシップを構成し、今年新たに導入されました。
7月8日及び9日、東京都渋谷区の国立青少年オリンピックセンターにて松田浩道助教(法学)の学生2名が第28回模擬裁判ジャパンカップに出場しました。16の大学生チームが競い合った今大会でICUを代表したのは、鳴島歳紀(なるしま としき)さんと八木芳紘(やぎ よしひろ)さんの2人でした。ICUチームは、「参加校紹介文賞」を受賞しました。
6月上旬、2017年春期JICUF助成金受賞者が発表されました。おめでとうございます!