
フェローシップ実施期間:2025年4月〜2026年3月
応募期間:2024年12月1日(日)〜2025年1月15日(水)日本時間11:59pm
グローバル・シチズン・フェローシップ (GCF) は、ICUの学部生を対象とした1年間のプログラムです。「市民意識」、「責任感」、「参画」のグローバル・シチズンシップの 3 つの柱に基づき、GCFは参加者が自分の価値観を探求し、世界とその中での自分の位置付けに対する認識を深め、コモングッドに貢献する方法を模索できるように設計されています。プログラム費用は全額JICUFが負担します。
参加者(フェロー)が得るもの
- 世界が直面する重要課題に関する知識の拡大と、これらに取り組む組織や人々と出会う機会
- 自分の価値観や目的の探求を通じた自己認識の向上
- 自分を形成する文化の認識・受容とリーダーシップの発揮
- 多様な世界で働き、人間関係を築くためのスキル
- コモングッドに対する責任感と連帯感
- ソーシャル・インパクトを与える行動を起こす経験
GCFの流れ
GCFは、ICUの学年暦に合わせて4月に始まり、翌年3月に終了する1年間のプログラムです。プログラムには、個別のメンタリング、ファシリテーターによるリトリート、グループ・ディスカッション、ニューヨークでの2週間半のサマープログラム、ソーシャル・インパクト・プロジェクトの企画実施などが含まれます。GCFを修了した学生はJICUFから修了証を授与され、将来世界に変化を起こすチェンジメーカーとして、GCFコミュニティの一員となります。

2025-26 年度の主要日程
プログラム・キックオフ:2025 年 4 月 11 日 (予定)
週末リトリート:2025 年 5 月 16 日~18 日
ニューヨークでのサマープログラム:2025 年 7 月 3 日~20 日
春の週末リトリート:2026 年 3 月 (予定)

プログラムチーム

ポール・ヘイスティングス
プログラムリーダー
日本国際基督教大学財団(JICUF)代表兼 CEO。2006年にJICUFに就職、様々な役職を務めた後、2015年代表兼CEOに就任。4歳から18歳までの間、11年間を日本(金沢、神戸、三鷹)で過ごす。ボウディン大学在学中スリランカに留学。その経験から生涯に渡り国際教育とグローバル・ラーニングに携わるようになる。JICUFでの役職に加え、American Friends of Asian Rural Institute(アジア学院)理事会会長、アメリカン・スクール・イン・ジャパン評議員会メンバー、メープルウッド野球コーチを務め、妻と2人の息子と共にニュージャージー州メープルウッドに暮らす。

森川有理
プログラム・ファシリテーター
組織及びリーダーシップ開発を専門とする経験豊富なコーチであり
応募資格
ICUの教養学部に在籍し、学位取得を目指す学生で、年間を通してプログラムに参加できる方。GCFは主に英語で実施されますが、英語力のレベルにかかわらず、プログラムに積極的に参加する意思のある方であれば、応募可能です。
応募手順
応募は書類審査と面接の2段階で行われます。応募は2024年12月1日に開始し、2025年1月15日(日本時間11:59pm)に締め切ります。書類選考を通過した方に対して面接が実施され、最終結果は2025年2月7日に発表されます。合格者は2025年2月14日までにプログラムに参加する意思を表明する必要があります。
費用
GCF に参加する学生の費用はJICUFが全額負担します。これには国内で実施する 2 回のリトリート、ニューヨークでの 2週間半のサマープログラム、年間を通じてのプログラムファシリテーターと JICUF チームによる個別メンタリングセッション及びグループズームセッションが含まれます。本プログラムは JICUF の使命である「グローバル市民の育成」を実行するための重要な投資であり、学生はすべての活動に積極的に参加することが期待されます。
よくあるご質問
1. タイムコミットメントはどのくらいですか?
- オンライン・チーム・セッションは一回2時間で、1年間に3回開催されます。
- 個別のコーチングセッションは各1時間で、1年間に3回開催されます。
- ピアコールは学生同士で行われるもので、長さはそれぞれのグループが決定します。(目安は30分)1年間に4回開催されます。
- リトリートは3回行われます。春のリトリートは一泊二日(2025年4月)、夏のニューヨークプログラムは2週間半(2025年7月)、最終リトリートは一泊二日(2026年3月)です。
- ソーシャル・インパクト・プロジェクトにかける時間は各学生が決定します。
2. ニューヨークではどのような方々にお会いするのですか?
多様な分野で活躍するチェンジメーカーと接する機会を提供します。例えば国際機関職員、教育者、貧困問題や環境問題に取り組むNGO職員などにレクチャー、パネルディスカッション、オフィス訪問などをお願いする予定です。さらに、NY近郊在住のICU同窓生との交流の機会もご用意します。
3. ICUを休学中ですが、年間を通してプログラムに参加できれば応募できますか?
プログラムの期間中、休学中あるいは途中から休学予定の方も応募できます。ただし、休学の理由、休学期間中のご予定、そしてICUへの復学予定時期について、アプリケーションのpersonal statementでご説明ください。
4. アプリケーションは日英どちらの言語で記入しても構いませんか?また、面接はどちらの言語で行われますか?
アプリケーションフォームは英語でご記入ください。面接も英語で行われます。
5. 英語は私の第一言語ではありません。アプリケーションのエッセーに日本語訳を添付することは可能ですか?また、面接中、日本語で補足することは可能ですか?
アプリケーションフォームに日本語訳を添付したり、面接中に日本語で補足はしないでください。英語力は主要選考基準ではなく、あくまでもご回答の内容をもとに参加者を選考します。
6. ソーシャル・インパクト・プロジェクトは、SDGsと関連付けなければなりませんか?
結果的にプロジェクトの多くがSDGsに関連したものになると思われますが、特定のSDGsと関連付ける必要はありません。重要なのは各学生がプロジェクトのソーシャルインパクトを明確に理解し、説明できるかどうかです。
問い合わせ
本プログラムに関する質問は information@jicuf.org までご連絡ください。