JICUF日本オフィスが開設記念イベントを実施
5月14日から16日にかけて、JICUFはICUキャンパスにおける日本オフィス開設を記念して、一連のイベントを開催しました。3日間を通してオープンハウスを実施した他、JICUF助成金受賞者によるポスター展示会、JICUFとICUの歴史と将来のビジョンに関するディスカッション、そしてレセプションを開催しました。ICUの皆さんはJICUFを温かく迎えてくれました。
ICUにオフィスを開設したことで、すでに大きな変化が生じています。JICUFとICUコミュニティとの関係が深まり、キャンパス内でJICUFの認知度が高まりました。オフィスのプログラム・マネージャーには松山日出子が就任し、3人の学生アンバサダーも採用しました。
オープンハウス
3日間にわたって開催したオープンハウスでは、コーヒーとドーナツで訪問者をもてなしました。約80人の方がオフィスを訪れました。大多数は学生でしたが、教職員も立ち寄ってくださいました。
助成金受賞者ポスター展示会
15日(水)には、食堂で最近のJICUF助成金受賞者によるポスター展示会を開催し、学生および教職員のプロジェクト9件を紹介しました。出席者は少なかったものの、JICUFが支援する革新的な取り組みを紹介する貴重な機会でした。
レセプション
助成金ポスター展示会の直後、食堂で開催したレセプションには、120名以上のICUの教職員、理事、学生、同窓生、ご支援者が参加しました。レセプションでは、ポール・ヘイスティングスJICUF代表が歓迎の挨拶をした後、松山日出子と3人の学生アンバサダーがそれぞれ自己紹介し、岩切正一郎ICU学長と竹内弘高ICU理事長から祝辞をいただきました。4人の現役学生によるジャズ演奏も行われ、参加者はJICUFとICUの70年以上に及ぶパートナーシップと、新しいオフィスの開設を和やかに祝いました。
写真:別府直樹 (JICUF フォトインターン)
JICUFとICUの歴史とビジョンに関するイベント
16日(木)の午後には、ウィリアム・スティールICU名誉教授とポール・ヘイスティングスが、食堂でICUとJICUFの歴史と将来のビジョンに関する講演を行いました。イベントの進行役は、ICUの博士課程に在籍するエイマン・バラカットさんと鈴木道典さんが務めました。スティール先生はICUの歴史、価値観、ビジョンに、ヘイスティングス代表はICUとJICUFの長年にわたるパートナーシップに焦点を当てて講演しました。
写真:別府直樹 (JICUF フォトインターン)
JICUF日本オフィスのオープニングイベントは成功裏に終わり、ICUキャンパスでJICUFの存在を確立し、コミュニティのつながりを深めるきっかけになりました。JICUFは今後、ICUとの連携を一層強化していくことを楽しみにしています。