JICUFが新たな使命とビジョンを発表
グローバル・シチズンシップとは、相互依存が深まる世界の中で、自己や他者を理解するキャパシティを育むための継続的プロセスである。ー フェルナンド・リーマス
日本国際基督教大学財団(JICUF)は、カリタス(人類愛)と和解の精神に基づき、明確なビジョンを持った指導者たちにより、1949年に設立されました。JICUFの設立文書には、ICUは「平和と国際理解の恒久の記念碑であり、その推進者である」と書かれています。71年後、JICUF理事会は設立者の精神を汲む新たな使命とビジョンに関する声明を採択しました。
ミッション・ステートメント
日本国際基督教大学財団(JICUF)は、国際基督教大学(ICU)と共に人類に貢献するグローバル市民を育成します
ビジョン・ステートメント
JICUFのビジョンは、平和で持続可能な未来を切り開くグローバル市民のコミュニティを築くことです。グローバル市民は、批判的思考力と優れたコミュニケーション能力を有し、様々な文化圏や国境を超えた活動を自在に行える人々です。確固たる倫理観をもち、人類に貢献します。その指針はICUの基督教の伝統と、平和、正義、平等、自由、愛の普遍的価値に根ざしています。
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ミッション・ステートメントはJICUFの主な目的を、ビジョン・ステートメントはJICUFが目指す長期的な成果を表しています。これらはJICUF理事会と職員が戦略計画の策定プロセスの一環として、時間をかけて生み出しました。さらに、JICUFはこれらのステートメントに基づき、4つの組織目標を定めました。
♦ グローバルな交流
文化圏や国境を超えた交流の機会を拡大する
♦ キャパシティ・ビルディング
学生のクリティカルシンキングと実社会で必要なスキルを育む
♦ 価値観に根ざした意思決定
意思決定に不可欠な学生の基本的価値観の発達を支える
♦ 志ある行動
学生が基本的価値観に基づき、社会を資する行動を取るよう促す
JICUFは様々な方法でこれらの目標の達成を目指します。下の図はJICUFのプログラムと4つの目標の関連性を表しています。
新たな使命を果たし、ビジョンを実現するために、JICUFはICUと密接に協力していきます。