JICUFが新プログラムを発表
パンデミックの発生により劇的に変わった環境の中で、JICUFはいかにICUを支援し続けるかを考えてきました。その結果、3つの新しいイニシアチブの設立を決定しました。グローバル・アラムナイ・スピーカー・シリーズと「日本とSDGs」ディスカッション・シリーズは、現役のICU生と卒業生を対象とするプログラムです。「学生コモングッド基金プロジェクト」は、少人数のICU生から成る学生委員会に基金の運営を委託するプロジェクトです。
これらのプログラムは、旅行や人と直接会うことが制約される中で、JICUFの新たな使命とビジョンを実現することを念頭に置き、ICUの幹部、教員や同窓生と密接に連絡を取りつつ計画しました。
ICUの卒業生のライフストーリーを共有し、現役の学生と卒業生の対話を促すオンライン・シリーズです。各セッションにグローバルに活躍する卒業生を招き、プレゼンテーションの後、ディスカッションを行います。現役の学生だけでなく、卒業生も参加登録が可能です。現在第1回から第3回の参加登録を受付中です。詳細はこちら。
「日本とSDGs(持続可能な開発目標)」ディスカッション・シリーズ
現在世界が直面している重要な課題と、日本の取り組みについて議論するオンラインのディスカッション・シリーズです。各セッションでは国連の持続可能な開発目標(Sustainable Development Goals: SDGs)の一つに焦点を当て、その分野の専門家2名を招き、世界と日本の状況について学びます。ICUの教員がファシリテーターを務め、参加者は少人数のグループに分かれてディスカッションを行います。現役のICU生を優先しますが、空席があれば卒業生にもご登録いただけます。このシリーズの目的は、世界規模の重要課題について知識を深め、これらの問題と日本の関係を理解し、潜在的な解決策について議論することです。
学生コモングッド基金プロジェクト(ウェブページは近日中に公開予定)
少人数のICU生が構成する学生委員会に助成金提供の全過程を体験する機会を与える、JICUFとICUのサービス・ラーニング・センターの共同プロジェクトです。参加者は、プログラムの計画、実施、モニタリング、評価に主体的に関わり、地元のNPO、市民団体、ソーシャルビジネスなどに助成金を提供します。また、参加者はコミュニケーションとリーダーシップの技術を学び、社会貢献に対する理解を深めます。