JICUFがICU生のためのサマープログラムGlobal Linkを開催
7月、JICUFはICUから12名の学部生を迎え、サマープログラムGlobal Linkを開催しました。7月5日から27日までの4週間、学生たちはニューヨークとワシントンDCで多様なキャリアに触れる機会を得ました。両都市でのICUの卒業生を中心に、多数の専門家のご協力を得て、オフィス訪問、産業別円卓会議、ネットワーキング・イベント、ボランティア活動、プロフェッショナルスキル・ワークショップなどを実施しました。学生が将来のキャリアについて考える手助けとなるような活動を企画するよう努めました。
お忙しい中、学生をオフィスに招いてくださったり、円卓会議やレセプションに参加してくださった卒業生・支援者の皆様に心よりお礼申し上げます。また、今年のプログラムに参加してくださった学生の皆さんにも感謝します。JICUFスタッフ一同、皆さんと一緒に楽しませていただきました。
今年のプログラムのスケジュールは以下の通りです。
最後に、4週間学生と行動を共にした、JICUFプログラム・アシスタントのルーク・パレルモからのコメントを掲載します。
<第1週>
7月5日(木)オリエンテーション、歓迎ランチ、コロンビア大学キャンパスツアー
7月6日(金)プロフェッショナルスキル・ワークショップ(パブリックスピーキングと履歴書作成のトレーニング)、9/11記念博物館ツアー
<第2週>
7月9日(月)国連ツアーと UNICEFでの円卓会議、日本政府国連代表部訪問
山口郁子氏(’92、UNICEF)が円卓会議をアレンジし、椎名規之氏(’98、UNOPS)も参加。
7月10日(火)国際交流基金日米センター(CGP)訪問、NGO円卓会議
馬渕花菜子氏(’13)がCGPでのセッションに参加。
7月11日(水)オフィスでのディスカッション、ジャーナリズム円卓会議
鵜飼啓氏(’93、朝日新聞ニューヨーク支局長)、西倉めぐみ氏(’08大学院、Blue Chalk Mediaプロデューサー)、アリアナ・キング氏(’14、Nikkei Asian Review記者)がジャーナリズム円卓会議に参加。
7月12日(木)ヘンリー・ストリート・セトルメントでボランティア活動、アリ・フォーニー・センター訪問、NY卒業生とのレセプション
ヘンリー・ストリート・セトルメントでは、サマープログラムに参加中の小学生に日本文化を紹介。
7月13日(金)ゴッズ・ラブ・ウィ・デリバーでボランティア活動、JICUF理事・上島剛氏宅でバーベキュー
<第3週>
7月16日(月)ワシントンDCに移動、日本大使館訪問
樋口慶彦氏(’95)が大使館で学生に講義。
7月17日(火)自由行動、議会議事堂訪問
ルーク・マリー氏(’03 OYR)が議会議事堂を案内。
7月18日(水)読売新聞、NHKワシントン支局訪問
デービッド・マッキャグ氏(’06、1学期間ICUに留学)がNHK訪問をアレンジ。
7月19日(木)世界銀行訪問、三井物産ワシントン事務所訪問、DC卒業生とのレセプション
小林陽子氏(’90)が世界銀行、草部志のぶ氏(’94)が三井物産でのセッションを主催。
7月20日(金)ニューヨークに移動
<第4週>
7月23日(月)金融円卓会議、Alliance Bernstein社訪問
ダニー・ハ氏(’94 OYR、JICUF理事)が金融円卓会議をAberdeen Standard Investments社で主催。
7月24日(火)法律円卓会議、エリス島ツアー
奈良房永氏がPillsbury社にて法律円卓会議を主催。
7月25日(水)グーグルNYオフィス、ソニー米国本社訪問
松田佳子氏(’02)がソニー訪問をアンレジ。
7月26日(木)JICUFエグゼクティブ・ディレクター、ポール・ヘイスティングス宅でのバーベキュー
7月27日(金)プログラムのまとめ、アンケート記入、解散
ルーク・パレルモ(JICUFプログラム・アシスタント):
「グローバルリンクの12人の学生にNYCの一片を紹介できて、嬉しく思っています。毎日忙しくても、学生達は常に元気で、卒業生のプレゼンテーションを真剣に聞いていました。私も学生達と話して寮のイニシエーションなどICUの学生生活について学びました。学生達はNYCで過ごした時間を、輝く未来への踏み台にしてくれるに違いないと思います。」