JICUFがICU生のためのサマープログラムGlobal Link 2019を開催
7月、JICUFはICUから12名の学部生を迎え、サマープログラムGlobal Linkを開催しました。7月5日から26日までの4週間、学生たちはニューヨークとワシントンDCで多様なキャリアに触れる機会を得ました。両都市でのICUの卒業生を中心に、多数の専門家のご協力を得て、オフィス訪問、産業別円卓会議、ネットワーキング・イベント、ボランティア活動、プロフェッショナルスキル・ワークショップなどを実施しました。学生が将来のキャリアについて考える手助けとなるような活動を企画するよう努めました。
お忙しい中、学生をオフィスに招いてくださったり、円卓会議やレセプションに参加してくださった卒業生・支援者の皆様に心よりお礼申し上げます。また、今年のプログラムに参加してくださった学生の皆さんにも感謝します。JICUFスタッフ一同、皆さんと一緒に楽しませていただきました。
以下は今年のプログラムのスケジュールとJICUFプログラム・アシスタント パレルモ・ルーク拓也のコメントです。
<第1週>
7月5日(金)オリエンテーション、歓迎ランチ、ニューヨーク公共図書館のルイーザ・テイタム氏による履歴書作成ワークショップ、JICUF理事・上島剛氏宅でのバーベキュー。
<第2週>
7月8日(月)トーストマスターズのアイバン・ファーカス氏及びデニス・サムリン氏によるパブリックスピーキング・トレーニング、ラガーディア・コミュニティカレッジの学生とのNYCウォーキング・ツアー。
Global Link参加者はラガーディア・コミュニティカレッジで日本語を学ぶ学生と小グループに分かれ、ニューヨーク市のさまざまな地区を散策。その後ラガーディア・コミュニティカレッジで集合し、それぞれが訪れた地区についての報告会を開催。
7月9日(火)国際交流基金日米センター(CGP)及び日本政府国連代表部訪問。馬渕花菜子氏(’13)がCGPでのセッションに参加。
7月10日(水)初等・中等教育キャリア円卓会議 (パーク・スロープ高校のウィル・トリース先生とブロンクス・コラボ高校の山﨑枝美先生が参加)、大学関連キャリア円卓会議(ニュースクール大学のゲイル・リンチ氏、ラマポ大学の大沢泉氏(’04)、コロンビア大学ビジネススクールの荻野僚子氏が参加)
7月11日(木)大学院円卓会議(野村総合研究所の北島詩織氏(’14)、コロンビア大学国際公共政策大学院の齊藤直樹氏と池田雄哉氏が参加)、ジャーナリズム円卓会議(朝日新聞の鵜飼啓氏(’93)、カーネギー倫理国際関係協議会のデヴィン・スチュアート氏、時事通信の石田 まな氏が参加)
7月12日(金)アバディーン・スタンダード・インベストメンツのダニー・ハ氏(’94 OYR、JICUF理事)主催の金融円卓会議、911メモリアルミュージアムツアー、奈良房永氏(’85)宅でのディナーとディスカッション。
<第3週>
7月15日(月)ワシントンDCに移動
7月16日(火)ルーク・マリー氏(’03 OYR)が議会議事堂を案内。米日カウンシル・ワシントンDC本部訪問。卒業生の立上園子氏と小西ウェストン氏がブリーフィングに参加。
7月17日(水)日本大使館訪問、樋口慶彦氏(’95)と内川三和氏 (‘11) による講義。デービッド・マッキャグ氏(’06、1学期間ICUに留学)のアレンジによるNHKワシントン支局訪問。
7月18日(木)マウントバーノン(ジョージ・ワシントン米国初代大統領宅)のツアー、草部志のぶ氏(’94)のアレンジによる三井物産ワシントン事務所訪問。夜はDC卒業生とのレセプション。
7月19日(金)ピーター・プレア氏(’75 OYR)のアレンジによる米国国務省訪問。ベンジャミン・ゴールドバーグ氏(OYR)がブリーフィングに参加。
<第4週>
7月22日(月)国連ツアーと山口郁子氏(’92)主催の UNICEFでの円卓会議。
7月23日(火)エド・レンシ氏(’86 OYR、弁護士)のアレンジによるダニエル・パトリック・モイニハン米国裁判所訪問、Women In Need でのボランティア活動。Global Link参加者はWomen in Needのサマーキャンプに参加する子供たちに日本文化を紹介。
7月24日(水)グーグルNYオフィス、 MOVE For Cultural Exchange Education プログラムに参加中の中国人中学生との交流会。
7月25日(木)Womankind 本部訪問。鷲尾恒平氏(’02)のアレンジによる電通アメリカ訪問。
7月26日(金)プログラムのまとめ、アンケート記入、解散
JICUF プログラム・ディレクター パレルモ・ルーク拓也のコメント:
昨年に引き続き、12名のICU生をニューヨーク及びワシントンDCに案内することができ、光栄に思います。好奇心旺盛で思いやりがあり、熱意に満ちたICU生と出会い、行動を共にすることは喜びであり、私も彼らと共に毎日新しいことを学んだ気がします。プログラムに参加してくれた皆さんの今後のご活躍をお祈りします。JICUFスタッフがキャンパスを訪れたときにはぜひ声をかけてください!