JICUFとジャパン・ソサエティが日本の高等教育機関によるウクライナの学生への支援に関するイベントを開催
9月9日(金)、JICUFとジャパン・ソサエティは、日本の高等教育機関によるウクライナの学生への支援に関するパネル・ディスカッションとレセプションをニューヨークのジャパン・ソサエティで開催しました。ジャパン・ソサイエティのジョシュア・ウォーカー理事長がモデレーターを務め、岩切正一郎ICU学長、Presidents’ Alliance on Higher Education and Immigration (高等教育と移民に関する大学学長連盟)プログラム・マネジャーのローラ・ワグナー氏、そしてポール・ヘイスティングスJICUF代表がパネリストとして登壇しました。
岩切学長は、ICUが戦争を逃れた5名のウクライナの学生に奨学金を提供することを決定した経緯や、学生たちの現況について報告しました。続いてワグナー氏は、大学学長連盟がいかに全米の大学と協力して難民学生を支援しているかを紹介しました。ヘイスティングス代表は、「教育パスウェイズ」(教育を通した難民の補完的受け入れ)の概念を説明し、JICUFとパスウェイズ・ジャパンが「日本・ウクライナ大学パスウェイズ」を通してウクライナの学生を募集し、複数の日本の大学に推薦して受け入れに至ったかについて話しました。
ディスカッションの直後には、ロビーでレセプションが開催されました。日本の高等教育機関がウクライナの学生支援で発揮したリーダーシップについて参加者と意見交換する素晴らしい機会となりました。