JICUFとICUが教育パスウェイズ奨学金を設立
JICUFとICUは、難民の背景を持つ若者のための新しい奨学金を設立しました。「教育パスウェイズ奨学金(Education Pathways Scholarship)」は、学費・施設費、寮費、生活費を含む全額奨学金で、2025年4月から毎年2名の新入生に提供されます。費用はJICUFとICUが分担します。
JICUFとICUは、難民の背景を持つ若者のための新しい奨学金を設立しました。「教育パスウェイズ奨学金(Education Pathways Scholarship)」は、学費・施設費、寮費、生活費を含む全額奨学金で、2025年4月から毎年2名の新入生に提供されます。費用はJICUFとICUが分担します。
6月5日から7日にかけて、JICUFはスイス・ジュネーブで国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)の年次会合に出席しました。Consultations on Resettlement and Complementary Pathwaysは、UNHCRが主催する難民に関するもっとも重要な多国間会議です。44カ国の代表が一堂に会し、難民の保護に関する緊急の課題について話し合いました。
この春、日本国際基督教大学財団(JICUF)は難民の高等教育支援に関する業務をまとめて、Refugee Education Japan (REJ)と題したイニシアチブを開始し、ウェブサイトも開設しました。JICUFは、2017年にシリア人学生をICUに受け入れるためのプログラム「シリア人学生イニシアチブ」を開始して以来、難民の背景を持つ若者に高等教育の機会を提供するために尽力してきました。
5月17日(水)及び18日(木)、JICUFは上智大学において「難民のための教育パスウェイズの拡大(Expanding Refugee Education Pathways)」と題した会議を、教育パスウェイズのためのグローバル・タスクフォース、パスウェイズ・ジャパン、上智大学と共催しました。20ヶ国から60名ほどの専門家が参加し、高等教育を通じて難民を第三国に受け入れる「教育パスウェイズ」について討議しました。